釣 行 日:2009年5月3日(土)
釣り場:イナンバ 左本場
利用渡船:DC賀寿丸
海 況:小潮、潮の流れは南から西へ回り緩い、波及びウネリややあり、西風、晴時々曇り、水温21.5℃


TEAM GUREKO関東(TGK)のキンタこと金田です。

 実は5/1にもイナンバに行ったのだがメジナボーズと大撃沈!しかも名礁の右本場で!。その日は非常に喰い渋りの状況であ ったが、ヘビータックルで粘りに粘って上がり直前の時合に待望の大型尾長を浮かせたが、ウネリにもまれて足元に頭を出して いたハエ根の上に乗ってしまい、次のウネリでハエ根の間に突っ込まれてThe End!(後から考えればズリ上げればよかったか もしれませんが・・・足場が悪くて・・・とてもそんな余裕はありませんでした・・・びえ〜ん号泣!)。という訳でグレ子ち ゃんは「顔を洗って出直しておいで!」と捨てセリフを残して帰っていったので(言うよね〜!)、5/3に出直させてもらった (ホント釣りバカです・・・とほほ)。

 いや〜ボーズは慣れているのだが(慣れちゃダメだろ!)、いつもとちがって大ショック!なんせロクマルをゲットするため にヘビータックルで粘ったあげくのバラシ・・・もはや言葉もない。やはり腕力をつけるための日々の精進が不足していたよう だ。釣りもスポーツやから、やはりアスリートにならなきゃいけんよね・・・また、昨年からゴーマルすらゲットしていない・ ・・ということでチョット弱気になって・・・今回はとにかく自分で使いこなせる範囲の少しライトなタックル(銭洲仕様)で 再チャレンジ「だって涙が出ちゃう・・・ボーズだもの」(アタックNo.1じゃないが、この時点で既に気持ちが負けていたな・ ・・)。

 さて賀寿丸での道中だが、イナンバに向かうにしては揺れが大きくて不安を感じていた。案の定、イナンバに着いてみるとや はり波をかぶっている状況であったが、なんとか出来そうだとの判断で、最初に7人の上物グループを右本場に降ろし、次に左 本場に舳先を向けて私の名前が呼ばれた。左本場には顔見知りの底物師2人とフカセは私一人ということで、先端が独占できる という贅沢な状況であった。

右本場 釣り座(左本場)

 朝方は潮がまずまず走っていたので、まずは環付き超高重心L-00Rを選択し、ハリス4号にあわせちゃダメジナ10号にて、いつ もどおりの完全フカセのスルスル仕様で開始したところ、時折イスズミがかかる程度・・・ダメジナを8号に変更したらアタリ は増えたのだが、磯際、サラシの切れ目、沖の潮目及び奔流の中はイスズミだらけ、そこで大遠投!・・・だがイスズミ(冷や 汗タラリ)。以前、少しでも違和感があるとイスズミばかりになると聞いたことを思い出してハリスを3号に換えると、ようや く40cmオーバーのメジナがきたが口太・・・その後もアタリはあるのだが全て口太という状況。やがて潮がほとんど効かなくな ってL-00Rでは沈み過ぎて張りをつくると手前に寄ってきてしまいアタリが遠のいたのでL-000Rに変更したところ、アタリは復 活したのだが・・・やはり口太(ここはイナンバなのに・・・泣)。

 やがて上がり時間が近づいてきて私は半ベソ状態に陥っていたのだが・・・突然、竿先が海に突き刺さった。ラインを抑えて いた指をはなしてフリーにし、走りが止まったのを確認してから巻き上げると、いったん浮いてきて良型の尾長であることを確 認。そこからが大変で・・・右手前に突っ込んだと思ったら、先端をまたいで左手前に突っ込むし(長竿で助かりました)、は たして"浮かしては突っ込まれる"の繰り返しで、ラインを4回以上フリーにして出さされた(どんだけ〜!)。このように冷や 冷やもんのやりとりの末、ウネリが凄いのに奇跡的にタモ入れが一発で決まった(ファインプレー?マグレ?)。いや〜ずっと 「切れないでくれ〜!」と祈り続けていたから・・・ホント!タモに収まったのを確認したとき涙もんでしたよ。ラインを確認 するとミチイトもハリスもズルズルでよくもってくれたと感謝した。残念ながらここでタイムアップとなり納竿。

撤収風景(右本場) 写真提供:賀寿丸さん

 いや〜波のシャワーを常に浴びながら頑張ったかいがあって(パンツまでビチョビチョ・・・笑)、イナンバとしては平凡な 大きさだが、なんとかプチリベンジを果たせた。ただ、今回のライトなセッティングはイナンバとしては邪道だと自分でも認識 している。今回は不幸中の幸いで(?)ロクマルクラスのアタリはなかったが、こんなタックルではゲットできないことを思い 知らされた(53cmでギリギリですからね)。次回、イナンバに行けるチャンスがあれば、やっぱヘビーなタックルで粘って夢の ロクマルを狙いたい(その前に腕立て伏せか・・・?)。

イナンバを後に 本日の釣果

【本日の一言】
 簡単にゲットできないからこそ"夢のロクマル"なんだろな・・・ヘビータックルなら腕力がもたない・・・ライトタックルな ら腕前がたりない・・・う〜ん悩みどころだ・・・

■仕掛け
 ロッド:ISO LIMITED T2 50-56(560で使用)
 リール:トーナメント ISO Z(尾長SPスプール使用)
 ライン:ブラックストリーム 3号 220m
 ハリス:トヨフロンスーパーL EX 4号→シーガーGM 3号(1.5〜2ヒロ)
 ハ リ:あわせちゃダメジナ10号→8号
 ウ キ:環付き超高重心L-00R→L-000R
 アイテム:TGパワーノットスイベルM
 刺し餌:ボイル、生オキアミ
 撒き餌:ボイル9kg

■釣果
 尾長メジナ53cm(2.2kg)1枚、口太メジナ40-44cm5枚(40cm未満放流)


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