釣 行 日：２００９年４月１８日（土） 釣行場所：神津島　恩馳群礁･カド 利用渡船：DC賀寿丸 海　況：小潮、潮の流れは西からで朝からしだいに速くなる、波低いがウネリややあり、北東風やや強い、晴、水温20.5℃ Team GUREKO 関東の早藤です。 年始より計画していたイナンバ(または銭洲)釣行の予定だったのですが凪が悪く神津島での釣行となりました。 　今回は、金田STAFF、淡路会員、生江会員、私の4人での釣行となりました。いつものうようにタカラでコマセの準備を終え、 恒例の渡礁順を決めるクジを引いてみると私が1番となってしまいました(こうなる事を参加者の皆さんは予想していたらしく私 は気にしていませんが引き運が強いとの事．．)。天気予報では晴れで波は穏やかそうに思われましたが風がナライ向きで若干 ウネリがあるとの事で銭洲も微妙な状況となっていました。下田港に着くと予想以上に車の数が多く、離島シーズンに入ったせ いか、この日は遠方からの釣り人が多く来ていました。他の渡船が数隻出船し、船を待っている釣り人もまばらになった頃、賀 寿丸がやってきました。いつものように船のカメに荷物を積み込み4時頃に出船となりました。今日はお客さんが多いため後方 のキャビンで仮眠する事にしました。時折、大きなウネリの揺れを感じましたが、いつも通りのペースで神津島の前浜港に到着 しました。ナライ風ではヒラッタイ側の磯が使えなくなる事が予想されたため銭洲には向かわない事が決定し、神津島の出船時 間まで待つ事となりました。 　ようやく7時頃に渡礁を開始し、最初に恩馳群礁に向かいました。私達は一昨年の6月例会でも渡礁したカドに全員で渡礁する 事となりました。私が一番クジのため、前回例会では口太メジナ1匹で終わった同じ場所(南向き先端)にリベンジをかけて釣り 座を構えました。ボイルを足元のサラシに撒きながら周りの状況を観察すると、釣り座先端からテラス状になっており、前回同 様、右斜め後ろから来る沖の潮が左に通す形になっていました。最初は環付きウキ(超L000R)にハリスはグレメタル1.7号+フロ ロ3号で挑みました。実際、流してみるとテラスの先端付近に潜り潮があるようで、ウキはそこから沈みながら流れていくので すが大きく左に巻き込んで流れるため、仕掛けがうまく流れていないように思われました。30分程やってもヒットが無かったた め、テラス付近から出るサラシの切れ目や足元を攻めてみました。ウキが若干シモるのですが中々口を使いません。そうこうし ているうちに8時を過ぎたため朝9時までが勝負と判断し、仕掛けを超L000、ハリスをフロロ3号のみに変更し、右側に遠投しな がらなるべく真っすぐに流れるポイントを探していきました。流していると潮が若干変わってきたのか先程までの左側への巻き 込みが少なくなり、ラインが真っすぐ沖に流れるようになりました。掛かりが良いスレ針にも換えたのですがあと一歩何かが足 りません。そこまで食い渋りならばと思い尾長では反則かもしれませんが1チャンスを狙うため、軸の短いハリに変更し再度同 じ流れを攻めてみました。テラスの先端からウキが若干沈みながら沖に真っすぐ流れていきました。ラインが鋭くスプールから 飛し、ラインを十分出してから合わせると竿に乗った事が分りました。竿を横に寝かせ魚を寄せにかかると予想通りテラス先端 の際に突っ込み始めました。まだ魚までの距離があるのですがタックルを信じラインを出さずに対峙すると一瞬魚の動きが止ま ったため一気にゴリ巻きしました。波で洗うテラスに浮いてきたのは良型サイズの尾長メジナでした。メジャーで計ると49cmあ り先々週の銭洲の自己記録(47.5cm)を更新していました。再度、同じ流れを探ってみたのですが右側からの流れが強くなり真っ すぐ流れないようになっていました。 　9時半頃に生江会員が様子を見に来ました。私は既に2回も同じ釣り座で釣らせてもらったので生江会員と入れ替わり別のポイ ントを釣ってみる事にしました。この釣り座は風を直接背中に受け、流す方向や範囲が限られているためライン操作が難しい釣 り座でした。沖に遠投すると右から左に早く流れるため流しきる事ができません。後ろの水道でも対面のサラシとが中央でぶつ かっているポイントを探っていきましたが中々ヒットにつながりません。1時以降からは金田STAFFや生江会員が良型サイズを数 枚掛けていました。その後は風も強くなり仕掛けの変更も試みましたが全くヒットも無く3時に納竿となりました。 　後半は全くダメでしたが他の釣り座で釣らせてもらい、前回例会で釣った方々の努力を痛感しました。ただ今回は全員が40オ ーバーを釣り、私も朝の少ないチャンスで自己記録を更新できた事は非常に嬉しく思っています。 　●仕掛け 　・ロッド：紫電2号 530 　・リール：BBX-尾長SP6000D 　・道　糸：ハイポジションフロート3号 　・ハリス：グレメタル1.7号+Lハード3号→Lハード3号→ルーツ2号 　・ハ　リ：ふかせグレ7号→ひねくれグレ8号→短グレ7号→SUPERビィトム6号 　・ウ　キ：超L000R→超L000→超M000R→超M000→M00R 　・刺し餌：ボイル、生 　・撒き餌：ボイル3kg＋ボイルマジック、ボイル3kg(そのまま) 　●釣果 　・尾長49cm×1, その他 ベラ×1 Copyright (C) 2009 TEAM GUREKO KANTOH All Right Reserved.