釣 行 日:2008年5月3〜4日

【5/3】
釣行場所:尾鷲(小山)
利用渡船:藤尾丸
海 況:中潮、波及びウネリ大きい、晴れ、水温未確認
磯 名:

【5/4】
釣行場所:若狭大島(モトドリ1番)
利用渡船:あみや渡船
海 況:大潮、べた凪、そよ風→南西(やや強い)、晴れ、水温未確認
磯 名:モトドリ1番


TGKの早藤です。

 ゴールデンウィークにTGKメンバーである金田STAFF、清水STAFF、廣垣会員、私の4人で三重県・尾鷲と福井県・若狭大島へ遠征 してきました。

【5/3:三重県・尾鷲】

 連休の渋滞も何とかかわし、三原憲作さんのお店である"つりエサ市場"でエサを調達しました。昨年も大阪グレの大会でお世 話になったお店ですが、まさか1年も経たぬ間に関東から2回も来てしまうとは・・・磯釣りのフィールドって広いなぁと思わさ れました。港に到着すると既に1回目の磯渡しを終えた藤尾丸の船長が私達を待っており、早速、荷物を船に積み込み出船とな りました。

お世話になった藤尾丸 私の釣り座 磯上がりのひと時

 沖はかなり荒れているようで、今回は湾奥で釣る事となりました。既に磯には沢山の釣り人が乗っており、今回は地方の小場 所に1人ずつ渡礁する事となりました。渡礁後、コマセを巻きながら様子を見ると、ワンドからの払出し付近には小魚ががパシ ャパシャと跳ねているのが確認できました。仕掛けを遠投し、潮の流れを確認してみると沖から足元に流れる当て潮になってい たため、まずは足元から払い出すサラシの切れ目を狙う作戦で攻めてみました。ウキを押さえ込むようなアタリはあるのですが 中々食い込みません。磯際周辺でゆっくり底に落とし込んでいくと、ようやくメバルが食ってきました。その後、カサゴやメバ ルがヒットしましたが中々メジナが食ってきません。ウキをM000(超高重心)に交換し、最初に小魚が跳ねていた周辺を底まで探 るように釣るとようやく木っ端メジナが食ってきました。その後、良方を期待しながらワンド内や磯際も攻めたのですが、残念 ながらキーパーサイズのメジナを釣る事はできませんでした。

 港に戻ると清水STAFFがお土産に40cm近くのアジを数匹持ってきていました。その日は廣垣会員の実家に宿泊させて頂き、お 母さんにも大変お世話になりました。アジは廣垣会員に刺身にして頂きご馳走になりました(この時は廣垣会員やご家族には色 々とお世話して頂き、本当に有難う御座いました)。

【5/4:福井県・若狭大島】

2日目はは若狭に精通している西村オーナーとご友人である堀内氏と現場で合流し、一緒に竿を出す事となりました。

 あみや渡船に到着後、関東ではまだ早と思う時間でしたが早々に準備し船の前に並んでいました。すると続々と釣り人が集ま り、若狭に足を運ぶ釣り人の熱の入れようが伺えました。皆で荷物の積み込みを終え、出船となりました。幾つかのグループが 渡礁後、モトドリ2番の磯に到着しました。先に清水STAFF、廣垣会員が渡礁し、西村オーナーのご友人である堀内氏にも同行し て頂ました。隣りの磯のモトドリ1番に金田STAFFと私が渡礁しました。磯に近づくと船のライト越しに西村オーナーが確認でき ました。渡礁後、3人で再会を喜びながら最近の若狭の釣りについて話して頂きました。

お世話になったあみや渡船 モトドリ2番 モトドリ1番

 夜も明け始めたため、コマセの準備を開始し、先に金田STAFFと私が沖向き左側の釣り座に入りました。足元と仕掛けにコマ セを撒き、流れを見ていると若干風があり、そのせいか上潮は右から左に流れていましたが、底潮は左から右に流れていたため 仕掛けがうまく落とし込めない状況でした。30分程過ぎると風もやみ、上潮も左から右へと流れるようになりました。キャステ ィングして仕掛けを流すとウキがゆっくり磯際に近づき、止まってシモるポイントがありました。たるんだ道糸を少しずつ巻き 取りながらウキを見ているとゆっくりとシモり、道糸を引っ張り出しました。合わせてみると一瞬、「ゴンゴン」と重い引きが 伝わりゆっくり左に動いたのですが、根掛かりのようにビクともしなくなりました。仕方なく竿にテンションを掛けると針が外 れてしましい、ヒット1発目から若狭の洗礼を受けてしまいました。少しがっかりしていると、西村オーナーより「気分も落ち 込んでいると釣れるチャンスも来なくなるから気持ちも攻めていけ」とのアドバイスを頂き「確かに釣りは何が起きるか分から ないな」と自分でも言い聞かせ、気持ちを切り替え釣り始めました。

西村オーナーのやり取り 西村オーナー(チヌ) 金田STAFFのやり取り

 30分程すると前にヒットしたポイントより更に磯際付近で浮きがシモリ始め、完全にウキが水中に消し込まれるまで待ちまし た。ウキが見えなくなり、ロッドをゆっくりあおってみると先程と似たような重い引き。周りから「早くリールを巻くように! 」との声が聞こえたため、少しずつリールを巻き上げながら竿のタメを効かせて魚を引き上げました。上がってくると、今まで 釣った事の無いサイズの大チヌが上がってきました。サイズを測ると53.5cmで3人で磯の上で盛り上がりました。その後、人も 魚もエンジンが掛かり始め、西村オーナーがチヌを2枚釣り、残るは金田STAFF一人だけチヌが釣れない状況が続きました。そし て夕方に近づき磯上り1時間前という状況で、念願のチヌが金田STAFFにヒットし感動のフィナーレを迎え、3人とも疲れも忘れ て喜びました。終わってみれば、全員チヌをゲットし、モトドリ1番、2番で合計12枚のチヌを釣る事ができました。

夜は釣り談義で盛り上がり 私の釣果(チヌ)

今回の遠征は、まさに「釣り人の願いが海に通じた」と思わせてくれるような思い出に残る釣行となりました。

【5/3:尾鷲(小山)】
 ●仕掛け
 ・ロッド:紫電1.2号-53
 ・リール:BBX-テクニウム3000D
 ・道 糸:2号
 ・ハリス:2号→1.7号→1.5号
 ・ハ リ:クロマルチ5号→ひねくれグレ5号→ひねくれグレ4号
 ・ウ キ:M00(超高重心)→M000(超高重心)→S00R
 ●釣果
  木っ端メジナ×7、その他 メバル、カサゴ、ベラ、タカッパ

【5/4:若狭大島 モトドリ1番】
 ●仕掛け
 ・ロッド:制覇1号-53
 ・リール:BBX-テクニウム3000D
 ・道 糸:1.7号
 ・ハリス:1.5号
 ・ハ リ:ひねくれグレ5号
 ・ウ キ:M00(超高重心)→M000(超高重心)→M000R(超高重心)
 ●釣果
  チヌ53.5cm、口太メジナ23〜30cmx2、その他 カサゴ、メバル


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