釣 行 日:2006年3月26日(日)
釣行場所:南伊豆 入間(赤島)
利用渡船:日吉丸(入間荘)
海 況:中潮、波2m→1.5m、北東風(弱い)→西風(強い)、水温16.2℃


久しぶりに凪の予報なので、早藤氏と南伊豆の入間に釣行した。

 港には思ったよりも釣り人の車は多くなく、日吉丸を利用する客は私達を含め7人程であった。恒例のスタートダッシュによ り向かった先は珍しく赤島。あわただしくも離れに先客2名を降ろし、次に私達は平島向いの低場に渡礁した。早藤氏と相談し 私は妻良向いの高場、氏は押手向いの低場に釣り座を構えた。水温の上昇により餌取りの活性が高いと見てオキアミのみの撒き 餌をチョイス。早速、サラシの吸い込むタイミングを計らい10投ほどコマセを撒く。竿を用意しながら海中を観察すると、餌 取りではない明らかにメジナと思われる群れが深い棚で舞っているのがわかる。

今回のポイント、手前は平島、奥はシブト、オイセ

 期待感は大である。予報(予想)通りのべた凪なので、中通し浮きをチョイスし軽めの針で様子を見てみた。コマセと付け餌 の同調を心がけ、ゆっくりと仕掛けを沈めるとなんと一投目から小さいながらもメジナをGEET!。幸先良いスタートで、うれし いことだが針の掛かりが思ったよりも浅くメジナの食いは相変わらず渋いようだ。案の定、あたりは出るものの確実な針掛かり まで至らず、メジナとの我慢比べといったところであろうか。しかしそんな状況でも、早藤氏はしっかりと30cm前後のメジナ をGEETしている。少し休憩がてら彼の釣りをじっくりと観察すると、相当深いところまで仕掛けを入れており、いかに軽い仕掛 けを深い棚まで落とし込むかが釣果の鍵となっているようだ。すると、うれしいことに氏が今度は豪快に竿を曲げているではな いか!これは撮影のチャンスとばかりにゆっくりとやり取りをしてもらい何枚か写真を撮る。しかし、竿曲がりは良かったのだ がタモに収まったのは、尻尾の付け根に3つの模様を持ったアイツ(三の字)であった。(笑)

サン、サン、サ〜ンノジ 私の竿曲げ、良型メジナの予感・・ 捕った!

 さてさて、体をしっかり休めたところで今日の課題ともいえる水中センサーのテストをしてみる。最近は、ハリスに極小のマ ーカーを一つ装着するだけであり、SSサイズの浮きと同等のそれを使うのは正直言って抵抗があった。しかしこの水中センサー は一見水中浮きのようだが、比重は海水とほぼ同等であり、仕掛けを無理に誘導するのではなくふわふわと海中を浮遊している と言ったところであろうか。あくまでも付け餌先行で仕掛けが入っていくのが解かる。早藤氏の釣りを参考に、するすると仕掛 けを送り込むが相当深い棚にセンサーが沈んでも、黄色の蛍光塗料がしっかりと認識でき仕掛けの向きが把握できる。すると先 ほどまで想像していた方向とは逆に底潮が動いているのが解かり食いの渋さが納得できた。(後で聞いた話だが上潮と底潮で2 度前後の差があった)。何度かの手返しで水中センサーの特徴をつかみつつ、コマセの同調を心がけ仕掛けを送り込んでいくと 沖の潮目で勢い良く浮きが入った!すかさず合わせを入れると、今日一番と思われる引きが竿をしならす。貴重な一匹であるの とテストの結果が頭をよぎり何時も以上に慎重にやり取りをし、無事タモに収まったのはうれしいことに35cmの口太メジナで あった。

久々の30オーバー! 本日の釣果とGUREKO浮き

 嬉しいやら恥ずかしいやら思えば30cm以上は一月ぶりの釣果であり、つくづく今の時期のメジナ釣りの難しさが実感でき た。少ない時合を物にしなんとか、4枚ほどメジナを掛けることができたが昼を回ったところで西風が急に強まり残念であるが 早上がりとなった。

■使用タックル
 ロッド: 最強グレSP 1−53
 リール: トーナメントISO Z2000
 ライン: ファインフロート 2号
 ハリス: プロ100 1.75号
 ハ リ: タナグレ4号、グレ一番4号
 ウ キ: GUREKO中通しS-00+水中センサー-00

■釣果
 口太メジナ25〜35cmを4匹


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