釣 行 日:2006年3月22日(水)
釣行場所:神津島 恩馳群礁大根
利用渡船:DC賀寿丸 Tel:04992-8-0190
海 況:小潮、潮南東から北西へやや早い、凪(うねり少々)、風 無→北東(弱)、くもり、水温15.6-16.3℃
いよいよ、予報は待ちに待った絶好のコンディション。
「こんな日は会社に行っても仕事が手につかない」と判断?して釣行決定。廣垣会員に連絡を入れると彼も休暇を決意。水曜
日が休みの中山会員も誘ったが、当初は「家族サービスでダメ」との返事であった。それが、夜9時半頃、「今からでも行けま
すか?」とのメール。せっかくの同行チャンスだからと嫁を説得しての出陣(結果的に、これが大正解)。ほんと釣りバカばっ
かり・・・。
予報は最高であったが、最近“風神病”に感染した疑いがある私としては一抹の不安はあった。しかし、今回は“食い合わせ
”が良かったのか?予報よりさらにGoodな状態であった。どんよりとした曇り空、風も波もなく、適度なうねり、潮もしっかり
効いている。さらに、大根を3人で貸切という超贅沢!(後で移動してきた人はいたが)。潮が通していたので、船長は沖向き
先端にチャカ着けしてくれたが、じゃんけんに勝った私は迷わずに本島向きチャカ場に釣り座を選択した(本当はチャカ場右側
の出っ張りで竿を出したかったのだが、朝方は少し波を被っていた)。後の2人は、まずは先端で様子を見ることにしたようだ
。とにかく磯際を丹念に攻めるようにとアドバイスして、私はそそくさと移動して、2人が準備している間に44cmをキープ。順
調に竿を曲げる私の様子を見て、中山会員が私の隣にやってきた(チャカ場右側の出っ張り・・・これが大正解)。さらに中山
会員には、「喰いは渋く居食いしているし、仕掛けは磯際50cm以内にキープするように」とアドバイス。
私が47cmまで順調に釣果を重ねたところに、賀寿丸が見回りに来て「平根もできるがどうする?」とのこと。少し迷ったが。
大根の状況も良いので移動しないことにした(これが、またまた大正解)。その直後に、ヤツは来た。中山会員の竿が悲鳴をあ
げている。慎重にやり取りをして浮いてきた魚体を見てびっくり「でかい!」。タモ入れを担当した私まで大緊張!なんとか無
事タモに収まったものの、引き上げるのにも一苦労(冷や汗もんでした)。磯の上での計測では59cmあった(賀寿丸の検量時も
生きていたので、正確には58.3cm)。ハリの掛かりを確認すると、上唇の外側にガシッと突き刺さっていた(なんてラッキー!
)その後、しばらくみんなが放心状態に・・・しばらくして、潮変わりで小休止。1時半頃にまた時会いを迎え、明らかな50オ
ーバーをなんとか浮かせたが、周りには誰もいない(中山会員は釣れなくなっていたので移動していた・・・)。踏ん張りなが
ら、タモを伸ばした瞬間にヤツは大暴れして逃げてった・・・既に両腕がパンパンに張っていて、タモ入れがうまく出来ずにバ
ラシを連発(今回は全て1人で取り込んだ。当たり前のことなんだが・・・びえ〜ん号泣)。最後に、40cmをなんとか追加して
納竿。
去年の鵜渡根(7/6レポート参照)に引き続き、中山会員のベストガイド(引き立て役?)を務める結果となった(トホ
ホ・・・苦笑い)。
【全体状況】
当日は恩馳の全部と言って良いほどの磯が使用可能で、釣果も全体的に良かった(もちろん中山会員が竿頭)。あちこちから
大バラシの声が聞こえてきたが、神津島の尾長はスレッカラシで、太ハリスにすると極端に喰いが渋くなってしまうので仕方が
ないのかな〜?。最後に、前々から神津島は、尾長独特のアタリというよりは、どちらかというと口太のような繊細なアタリが
多いと感じていたが、本日確信に至った。みなさんの今後の参考になれば幸いです。
【今回のスタディー】
あらためて尾長を取り込むことの難しさを実感した(呑まれちゃ負けだね!)。それと筋トレの必要性も痛感した(やっぱ釣
りもスポーツだね!)。
■使用タックル
ロッド: ISOLIMITED T2 500-560
リール: トーナメントISO Z(尾長スペシャルスプール仕様)
ライン: Laiglon フロートタイプ 3.5号
ハリス: シーガーGM 4-5号
ハ リ: ZEEK尾長6号、プロマダイ10号
ウ キ: GUREKO環付きM-00R(全層スルスルでパワースイベル10号使用)
■釣果
尾長メジナ36-47cmを18匹(内40cm以上5枚)
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