釣 行 日:2005年10月10日
釣行場所:伊豆諸島・神津島
利用渡船:ドリームチャレンジャー賀寿丸
極釣会の月例会で神津島に釣行しました。
私の所属するGUREKOでは主に半島回り、そして今回お世話になった極釣会では離島と私にとっては丁度良いバランスで竿を出せるので、どちらかに偏らず良い経験とになる。
今回はフカセもやるが、今の時期かなりの確率で青物が上がる泳がせもチャレンジしてみた。
予報に反し荒波の中、朝6時に神津島の港を出港し祇苗群礁方面へと向かい、船長から声がかかりまず私と離島夢ロマン管理者“磯夢人氏 ”が祇苗群礁・穴の口へ降りる。
完全に風裏となりまったくと言って良いほど風をさえぎってくれている。まずはホッと一息。
本日夢人氏は泊まりでの釣行二日目で、先日はここ穴の口の正面沖に位置する平段で竿を出したが、あたりはあるものの不発だったようで【今日は釣らないとね〜】とつぶやいていた。
まず泳がせ用のタックルを組み上げ、餌となるムロアジを確保するためフカセロッドで足元を狙う。コマセを撒くと瞬く間に海一面ムロアジとなりまるでカツオの一本釣りのように竿を引っ手繰っていく。
しかし、簡単に釣れるのは良いのだがこのムロアジなんせでかい!とても餌に使えるサイズではないので辛抱強く粘るも釣れてくるのは40cm前後ばかり・・・。約一時間後やっとのことで30cmそこそこのムロアジをGEET!早速背がけにし足元から様子を見てみる、
潮の流れに任せ200m程流すがアタリは無し。回収するとムロは伸びきっており再度ふかせにてムロアジを狙う。
そんな時、置竿で泳がせをする夢人氏の竿に変化があらわれる!二人でおおっ!おっ!と見ていると緩めのドラグが逆転しラインが走り出した!夢人氏が竿を持ち直し十分に走らせた後懇親の力で合わせをいれると竿は大きく撓った!全身の力でポンピングを繰り返し、氏は【そんなに大きくないよー】と余裕の表情をみせる。5分程のやり取りだったであろうか、観念して浮いてきたのは決して小さいといえない80cmオーバーの立派なハガツオであった。
しかし見事である、あの小さいからだですんなり大物をGEET!泳がせ釣りの初心者の私としては、やりとりからあわせのタイミングなど非常に勉強になりました。
さて、私も負けじと再びムロアジを背がけに流してみる・・。今度は潮の流れを遡るようにムロが泳いでいる、先程夢人氏が掛けたのと同じ方向だ。
すると沖に30m程流れたところで、青物に追われているのか明らかに今までとは違うスピードでラインが引き出された!十分に送り込んであわせを入れるがちょっと早すぎたか、無残にもすっぽ抜け・・・。自分的には、かなり送り込んだつもりであったがあわせるタイミングがまだ早いようだ。この経験を次に生かさなければ。
集中力が切れたところで、軽く昼食を取り夢人氏の釣りをしばし観察すると時々に子カンパチを掛けているではないか?ムロアジに混じって時折コマセに反応しているらしい。
早速、自分もフカセで子カンパチを狙ってみる。(本来なら親カンパチを泳がせで狙うのだが)
良く海中をチェックすると、コマセに縦に反応しておりかなり浅い棚まで食い上げてきているのが解る。ハリスを短めにし矢引きで様子を見てみると勢い良く浮きがけしこまれた。あまり引かないので、またムロか、っと思ったが際に鋭く走り出した!ぶるぶるとした反応ではなく竿を胴から曲げる手ごたえ!40cmクラスのカンパチだ。とりあえずお土産ッチュー。長いやり取りであったが夢人氏がその間でもコマセを撒きつづけてくれていたので魚は散らず、カンパチも相変わらずやる気まんまんで食い上げている。
ハリスをチェックし、直ぐに仕掛けを投入すると立て続けにカンパチがヒット!2回ほどすっぽ抜けたが、45cmクラスを2本追加することが出来た!
午後1時を回ったところで潮が完全に止まり、またもや海の中はムロアジだらけ・・・。こうなるともう完全にお手上げ状態で、どこを狙っても釣れてくるのはムロアジばかり、いいかげん腕が疲れてきたので少し早いが納竿とした。
PS.
本格的な泳がせは初挑戦であったが、同行者の夢人氏を参考にさせていただき非常に勉強になりました。再度機会をみてチャレンジしたいと思います。
■使用タックル
[泳がせ]
ロッド: 波涛遠投5−53
リール: フィッシングサファリ5000
ライン: PE5号
ハリス: 50LB
ハ リ: 船ヒラマサ13号
ウ キ: 泳がせ 10号
[フカセ]
ロッド: OLEGA一徹LSV尾長SP 1.75-57
リール: トーナメントISO Z3000LB
ライン: ジャストロン 3号
ハリス: プロ100 3号
ハ リ: ZEEK尾長 5〜6号
ウ キ: GUREKO 中通し S−0
■釣果
カンパチ40〜47cm 3匹、ムロアジ多数、イスズミ40cm1匹
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