釣 行 日:2005年12月25日(日)
釣行場所:神子元島 裏波止場
利用渡船:伊豆下田フィッシング(みこもと丸)
海 況:小潮、上り潮、波1.5m、西風(すごく強い)、水温?


 連日の激務に見切りを付け、ようやく釣りに行けることになり、廣垣会員の誘いに飛びつき、早藤会員、青木氏を加えて4人 で神子元島釣行を計画しました(それもクリスマスに・・・さびし〜!)。当初、12/25は凪が予想されていたが、予報が更新 される度に西風の強度が増していった。「こりゃ〜ヤバイかも?」と思いつつ家を出発した。下田Fについてケンジさんにまず 「風はどうです?」と訊ねたら、「今日は風ないでしょ」とキッパリ!ご存知のとおり、ケンジさんの言葉はあてにならない。 釣り仲間では「またケンジさんにだまされたよ〜」が決まり文句(もちろん親しみを込めて)。ま〜西風は覚悟の上だなと、腹 をくくって乗船。

 神子元島に到着し、ヒデ船長が一言「上り潮だな」、私は思わずホッとした「裏波止側でもおもしろいかも・・・」案の定西風 が非常に強く、本命の本場側は大荒れでチャカ着ができない状況であった。これが下り潮であれば30分以上重い荷物を担いで本 場側まで移動が必要であったが、上り潮なので裏波止場でも十分勝負釣果は期待できるのだ。「カリトからいくよ」を合図に船 首には人だかり(確かに本命だもんね〜)。人数を数えると7人、「う〜ん・・・」さらに我々4人が上がると厳しいと判断して パス。次にブダイ場に向かったが、既に他の3人が船首に待機状態。ブダイ場は広いわりにはポイントが少ないので、こちらも パス(私自身、ブダイ場には良い思い出がないし・・・過去2回とも大僧正!つまり、おもいっきりボーズってこと)。結局、 残り10人が裏波止場に上がることになった。しばらく様子をみていると、我々4人以外はそそくさと移動を開始した。「これは ラッキー!」と思わず呟いてしまった。4人でこの潮でなら、十分裏波止場でも勝負できると考えた。

魚を掛ける廣垣会員 魚を掛ける早藤会員

 私は船着場横の自称「沈み根前」に釣り座を構えて、まず撒き餌を一投したところ・・・一面にタカベ!んっタ・カ・ベ?な んとこの時期に、タカベの群れが、さらに撒き餌を続けると、30cm前後の尾長の群れが浮いてきた。えっ!これまたこの時期に 尾長である。水温はさほど下がっていないようで(不覚にも水温を確認するのを忘れた)、とにかく魚の活性は高い。釣り開始 早々から25-30cm強の尾長が入れ食いとなった。ところがこの日の風は尋常ではなく、時間を追うごとに風が強くなり、回り込 んでくる風なのに倒れそうなぐらいで、非常に釣り難くなっていった。厳しい状況の中、連日の激務の疲れが一挙に襲ってきて 、なんとこの釣りバカが10時過ぎには竿をたたんでしまった(それまでも休憩ばかりで、実質釣りをしていたのは1時間半程度 。なんと情けない。とほほ・・・)。以降、皆の釣りをのんびり見物し、自分自身の釣りを見直すのに良い経験となった。結局 、青木氏の38cmを筆頭に、4人とも30cm以上を含め2桁釣りが出来たのは、状況を考慮すれば上出来だったのでは?帰り際にケン ジさんから「今度は良い凪のときにいらしてくださいね」と言われたので、「それじゃ、ケンジさんから明日は厳しそうですよ 。と言われたときに来ます」と愛嬌たっぷりに返事したら、苦笑いしていた(笑)。

ワンドで竿を出す青木氏

【全体状況】
 この日はあまりにも風が強い上に水温が安定していないようで全体に渋かったようであるが、それでも40cmそこそこは出てお  り、今後も十分期待できるのでは?また、最近は上り潮なので、西風で本場側が使用できなくても、裏側でも釣果は期待でき  ますよ。

【今回のスタディー】
 休みが取れたからといって慌てて釣りに行っても、体力が回復していなければ釣りに集中できないよっだ!。

■使用タックル
 ロッド: グレ競技スペシャルU1.75-530
 リール: トーナメントISO Z(尾長スペシャルスプール仕様)
 ライン: APPLAUD T/Z 3.5号
 ハリス: シーガーGM 3号
 ハ リ: 競技ヴィトム8号
 ウ キ: 環付きS-00(全層スルスル)

■釣果
 尾長グレ25-33cmを20匹前後(全てリリース)


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