|
TEAM GUREKO関東 2011年6月度例会
釣 行 日:2011年6月25日(土曜日)旧暦:5/24
釣行場所:外浦(二つ根、根島)
利用渡船:稲荷丸 0558-22-3110
参加者:清水会員、橋本会員、早藤会員、広垣会員、金田(幹事)
海況:小潮、潮ほとんど動かず、南西強風、凪、晴、水温16℃前後(前日から5℃以上低下・・・泣)
Team GUREKO関東の金田です。
今回は6月例会に関して報告させていただきます。
しかしながら・・・やはり私は風神様に祟られているようだ・・・先月の例会に引き続き・・・またもや台風を発生させてし
まった。ただ・・・それより凄いのは我がチームには神様自信がいらっしゃることだ。そのお方は"旱神(ひでりがみ)"様でし
て・・・雨の予報を晴(それもピーカン)にしてしまいになられました(あ〜怖ろしや〜!)。流石の旱神様でも風は弱められ
ないらしく・・・南西強風の予報であったので開催場所は風をかわせる外浦を選択した。ちなみに競技規定は幹事が独断と偏見
で決定してかまわないルールとなっており、前回の5月例会では旱神様が尾長メジナの1匹長寸としてしまったため、口太メジナ
の40cmオーバーを釣った清水会員と早藤会員や私は悔しい思いをした。よって今回の幹事である私は口太や尾長に限定せずにメ
ジナ30cm以上5枚までの総重量とした(ガハハ!)。また、季節がらイサキばかりになる可能性もあったので3匹まではイサキも
検量可能という特別ルールも設定した(しかし蓋を開けたら・・・前日まで釣れていたイサキはどこに行ったのやら?やはり水
温低下が・・・)。
いつものとおり釣餌センタータカラにて撒き餌等の準備をしてから「いざ、外浦へ!」。今回は5人だけの参加とあって私の
車1台で移動し、久しぶりに5人での釣り談義に盛り上がり「あっ」と云う間に外浦港に到着(笑)。さて出船だ。クジ番号に従
って清水会員と橋本会員は二つ根へ、広垣会員と早藤会員と私は根島に渡礁した。共に外浦の一級磯だ。
さて、状況だが・・・我がチームのホームページの会員専用ページでは、"釣果速報"として、会員のプライベート釣行も含め
て釣行場所や海況並びに釣果に加えて簡単なコメントを入力してもらって情報を共有している。今回は、そのコメントを紹介し
ながら例会レポートをまとめることにした。なお、決して私が楽しようと思ったわけではありませんよ・・・(苦笑)。
●二つ根
〔清水会員コメント〕
久しぶりの外浦での例会。午前中は強風の中での釣りで仕掛けを落ち着かせるのが困難でした。ただ、その風のおかげで晴れ
ていたにもかかわらず涼しかったです。さて、釣果はイマイチで・・・何とかMB(チーム用語で"メジナボーズ"のこと。ちなみ
に"完全ボーズはもちろん"PB")を逃れた状態で散々でした。エサトリのサバが多いのもありましたが、この時期にもかかわら
ず水温がなんと16℃!メジナの活性が低く、25cmを2匹掛けるのが精一杯でした。イサキも期待していただけあってショックは
大きかったです。ただ、隣の橋本さんは30cm前後を何枚か掛けており腕の差を感じました。深い棚での食い渋るメジナを掛ける
のが今後の課題です。
〔橋本会員コメント〕
2〜3日続いた南西風の影響で水温が・・・二つ根は水深が深く、コマセを撒いてもメジナの気配すら無い状態で、時より一匹
コマセを拾いに来るのが見えるぐらい・・・最終的にはM-00Rにガン玉を段打ちして強制的に沈めながらの釣りになってしまい
ました。水温が下がってアタリも激渋で寒の時期の釣りのようになってしまいました。こんな状況だったので8枚(25-31.5cm)
は上出来だったと思います。
●根島
〔広垣会員コメント〕
根島のチャカ場にて風を背にして釣り座を構え、第一投であっさり足裏サイズながら口太GetでMB脱失。しかし、その後餌取
りのスズメダイの大群に囲まれ、1尾追加するのに四苦八苦。撒き餌から離れたところに仕掛けを投入するパターンより、撒き
餌と同調させて、付け餌が取られても取られても、根気よく沈めて行った方が良かったように思います(23-29cmを5枚)。
〔早藤会員コメント〕
風が強かったのですが良型を狙うため根島の沖向きに釣り座を構えました。足元にコマセを撒くと予想以上のエサトリの大群
(スズメダイ、その他)。朝は風を背中に受けていたのですが徐々に風が回り込み横殴りの状態となりました。足場が高い場所で
強風となり殆ど釣りにならなくなったため、一段降りた広垣会員の隣で竿を出させて頂き、辛うじてMBを脱出する事ができまし
た(釣果は23cmを2枚)。エサトリが多い時の釣りには多くの課題がありそうです。
〔金田コメント〕
クジ番号が最後の私は潮裏のワンド側を選択(といっても全体的に潮は効いていませんでしたが・・・)。さて朝に水を汲ん
だ際に「冷たいな?」と感じましたが・・・気温が高いせいだと思っていました・・・まさか5℃以上も1日で低下していようと
は・・・そりゃ〜メジナの喰いも渋くなりますよね・・・は〜溜息。それでもエサトリ君たちは元気で〜小サバは入喰いだし、
ウミタナゴやキタマクラ等で刺し餌がもたない状況に唖然・・・(冷汗)。とにかくエサトリの層が厚い上にメジナはその下で
餌を拾っているようでしたので、普通の釣り方は通用しないと判断し、階段状の浅瀬に魚を寄せ付ける作戦に変更。これにより
エサトリの層が必然的に薄くなりメジナと刺し餌が出会うチャンスが増え、さらに撒き餌を減らすことによりメジナに闘争心を
湧かし、なんとか規定寸法のメジナ2枚をゲット。ま〜出来過ぎです(23-31cmを4枚)。
●競技結果
[競技規定]
メジナ30cm以上5枚までの総重量(但し、イサキも3枚まで検量可)
|
名前 |
総重量 |
内訳 |
1位 | 金田 | ― | 30.5cm&31.0cm |
2位 | 橋本 | ― | 31.5cm |
注)結果が明らかだったため検量せず
【金田セッティング】
竿:1.5号530
道糸:2号
ハリス:2号
ハリ:鬼掛 尾長ネムリ茶8号→鬼掛広層のませ7号
刺し餌:ボイル、ボイル+オキアミ職人(各2パックに分けて1セットはクーラーに保管)
撒き餌:ボイル9kg
アイテム:なるほどウキ止(1〜3ヒロ)+カラマンボウロング+TGパワーノットスイベル
ウキ:環付超高重心L-000⇔L-0000⇔L-0000R(今回のアタリはL-000)
【幹事総評】
外気温が30℃を超えての例会だったので熱中症が心配であったが、南西風が強かったため比較的快適に過ごせ、また事故もな
く終えて幹事としては一安心であった。但し、風が強い上に・・・この南西風のせいで水温が一気に5℃以上も低下してメジナ
の活性は激渋・・・なのにエサトリの活性は高く、競技としては厳しい状況だったので各会員も苦労したと思う。しかしながら
検量サイズこそ3枚であったが・・・今までなら「あ〜あ・・・釣れなかった。ま〜水温も低下したし・・・しかたないか〜」
で終わっていたかもしれないが、悪条件にかかわらずに各自が工夫し、全員がメジナをゲットしたのは日頃の精進の賜物だろう
。今後も釣技向上を目指して「がんばろう!」。
文責:清水会員、橋本会員、広垣会員、早藤会員、金田 写真提供:早藤会員、金田 編集:金田
Copyright (C) 2011 TEAM GUREKO KANTOH All Right Reserved.
|