TEAM GUREKO関東 第7回GUREKO杯

釣 行 日:2009年11月7日(土)
釣行場所:大瀬(オン根、与平、長根)
利用渡船:大倉丸(倉ノ下)
海 況:上り→下り、東風(弱い→強い)、波及びウネリやや高い、晴れ時々曇り、水温21℃前後
参加者:8名
     淡路会員、金田会員、北山会員、清水会員、生江会員、橋本会員、早藤会員、広垣会員


お世話になった大倉丸

TEAM GUREKO関東のキンタこと金田です。
先般、11/7に年1回のチーム公式戦である第7回GUREKO杯を開催したので、その様子を報告します。

 まずはGUREKO杯に先立つ1週間前の11/1(日)に、船長との打合せ及び規定寸法を決めるために、清水会員、橋本 会員、早藤会員と私の4人でプラクティス釣行を実施した。そして渡礁したのがオン根と勘太郎と申し分ない状況。 結果は30cm強までであったが数釣りを楽しみ、大会を開くには申し分ない状況であった。当日の全体釣果やそれまで の様子から、全順位を釣果で決定したいとの私の勝手な意向で(ジャンケンは弱いもんで・・・苦笑い)、規定寸法 は設けないことと決定。また、船長には「可能な場合でかまわないので、2名ずつ磯にあげてもらえたら助かります 」とお願いして帰路に就いた。帰りに湯河原のタカラ釣り餌センターに立ち寄り、トロフィーの確認等をしていると 早藤会員が「これでトロフィー3つ目だな・・・ウフフ」と怪しげな雰囲気をかもしながら・・・既にトロフィーを 我が物にしたような口ぶり!確かにGUREKO杯を2回勝っているのは彼だけだが、ナント強気な発言か?相変わらず"早 藤語録炸裂"の状況下で準備は進められていった。そして、最終的に今回の競技ルールは以下のとおりと決定した。

【競技規定】
 ・メジナ5匹までの総重量(規定寸法なし)
 ・フカセ釣りに限る
 ・クジ番号順に船長の指示する人数にて渡礁し、人数分の釣り座を決定してからジャンケンにて最初の釣り座を決定。
  以降、1時間30分ごとに釣り座を時計回りに移動(4クールで計6時間)

【特別ルール】
 ・各磯の最も若い番号の会員が各磯のコメントを作成
 ・参加者全員が宿泊宴会も参加のため、下位4名を夜の宴会用飲み物及び肴の買出し部隊とし、その間は上位4名について
  はエギング等自由時間とする(つまり4位と5位では天国と地獄・・・ウフフ!)。

 さて前日の予報では凪は良さそうで、幹事の私は取り敢えず安堵「ホッ!」。いつものとおり釣り餌センタータカラにて集合 し、撒き餌の準備、クジ引き及び大会説明を終えてから大瀬に向かった。船長に挨拶を済ませて、夜が明けきらないうちに「い ざ出船!」。港を出ると少し予想よりウネリが残っている状況・・・船長から「3人-2人-3人でもかまいませんか?」との問い に「OK」サイン(しかたないですよね)。それでも"オン根(3人)"、"与平(2人)"、"長根(3人)"と何れも超一級磯。クジ 順にしたがって、まずオン根に生江会員、金田と広垣会員、次に与平に橋本会員と北山会員、最後に長根に淡路会員、早藤会員 と清水会員が渡礁。

各磯の状況は以下のとおり。

【与平コメント:橋本会員】

橋本会員と北山会員(与平) 北山会員(与平)

 順番決めのクジ引きで4番クジ(嫌な予感)・・・GUREKO杯当日はナライの風が思いのほか強く、一緒にあがった北山会員とで 、沖向きと港向きに別れての釣りとなりました。今回は、時間になったら場所を入れ替える方法なので朝一にナライで釣り難い 港向きに決めました。先週の勘太郎の釣果と変わらないが何とかキープサイズを何回か入れ替えて場所交代の時間。沖向きは良 さそうな潮が入っている感じ・・・しかしサイズアップにはならないまま三回目の場所交代。今度は長根との間のドサラシ場に 、ガン玉をよけいに噛まして仕掛けを張りながら当たりを取る戦法に・・・少しサイズアップしたものの港に帰って検量すると 僅差ながら5位でした。一緒に乗った北山会員は2位となり、一安心!来年のGUREKO杯は買出しチームにならないように頑張りま す。

【長根コメント:淡路会員】

長根全景 清水会員と淡路会員(長根)

 クジ番4〜5番の橋本会員、北山会員を与平に降ろした後、クジ番が6〜8番の清水会員、早藤会と淡路の3名は、隣の長根へ渡 礁しました。ルールに従い3人で相談し、釣り座を"親島側の水道"と"チャカ場を挟んで沖より"及び"与平向いの出っ張り"の3ヶ 所と定め、ジャンケンに勝った順に清水会員が親島寄りの水道、早藤会員が与平向き、淡路が親島側の沖よりに釣り座を選択し ました。この磯は一級磯とのことで、凄く期待しましたが、結果的には他の磯と変わらず30cmのメジナを目指す釣りとなりまし た。朝のうち親島側は、沖に向かう早い潮が流れ、ポイントが磯際に絞られ釣り辛い状況が続きましたが、それでもポツポツと メジナがヒットし、昼頃から潮が逆に変わりアタリが遠のきました。一方、与平側は朝一から当潮&向かい風で釣り辛そうでし たが、釣り座はいい雰囲気で順番が回って来るのを期待しましたが、10時頃からナライが強くなり、自分の番で釣り座が足元ま で波をかぶるようになり、危険を感じたため全員で協議しチャカ場へ変更することにしました(泣)。長根は全体的に浅く、根 の多い磯でしたが、一級磯だけあって雰囲気のいい磯でした。状況のいい時にまた乗ってみたい磯です。

【検量】

検量風景1 検量風景2

●大会成績

会員名
総重量
 内訳
優勝
生江会員
 1,773g 5匹
2位
北山会員
 1,725g 5匹
3位
清水会員
 1,623g 5匹

【大物賞】
 生江会員:口太メジナ30.0cm

【オン根及び優勝者コメント:生江会員】

オン根全景 生江会員(オン根)

 1〜3番のクジを引いた金田会員、広垣会員と生江の3人でオン根に渡礁。競技開始が7時なので、それまでの間エギングやサビ キ仕掛けでのカワハギ釣りを行い、7時から競技が開始された。広垣会員が沖に向かって右側、金田会員が水道側、私が沖に向 かった中央付近で釣りを開始。スタートはM-0を使い、ウキのシモリ具合、アタリの出具合でM-00,M-000と状況に応じて変更し ていった。何度か仕掛けを入れると釣り座から竿1−2本左側が沖に払い出していることを発見し、釣り座を移動しそのポイント で釣りを行った。まずは規定の5尾を釣ることを目標に釣りを行い1時間30分の間に20〜30cmを5枚確保。次の釣り座は広垣会員 の入っていた沖向きの右側の釣り座。釣りを開始すると正面の手前側は当て潮、沖側は左に流れてしまい左側の金田会員の釣り エリアに入ってしまう。そこで右の沖側に仕掛けを投入し真正面にウキが来るまでの間を狙って釣りを行った。ここでは先に釣 った5尾の平均より大きいと思える2尾をキーパーバッカンに確保し1時間30分が終了。隣の金田会員は足元に撒き餌を入れ、正 面の沖に仕掛けを遠投し、竿1本程度仕掛けを戻してから、ラインを張りながらウキを沈めていき竿先にてアタリをとる釣りを していたが、一投一尾足裏サイズのメジナを釣り上げており勉強になりました。3番目のポイントは最初に金田会員が入った水 道側。広垣会員からは、ここは手のひらより小さい木っ端メジナばかりと聞いていたが、一投目から非常に強い引き。大物のメ ジナかと思いきや、30cm強の宿敵サンノジ!早々にお帰り頂いた。その後、当りはあるもののなかなか針掛かりせずハリスを変 更してみたり、針を新しいものに変更したりして、何とか25cm程度を1尾追加した。最後の1時間30分は最初の沖向きの中央のポ イント。このとき潮位がだいぶ上がっていたため朝一番の釣り座は波をかぶってしまうため右側の広垣会員の直ぐ隣を釣り座と した。朝とはだいぶ状況が変わっていて付け餌が全く取られず、仕掛けも全く落ちていかないので、ウキをM-G1に変更し、サル カン付近にG1のがん球を打ち、ハリスにもG7のがん球を打って仕掛けを落とした。何度か投入するといきなりウキが右側に消し こみやり取りを始めるとかなりの引き。しかも手前側に突っ込んでくるので広垣会員の釣り座に移動しながら何とか浮かせると 40cm強のイナダで、本日一番の引きを堪能しました(笑)。港に戻り検量を行うと、予想に反して皆、私の5尾の総重量を超え ておらず、しかも30cm台は私の釣った口太のみで、優勝と大物賞をダブルで取らせていただきました。TEAM GUREKO関東に入会 して3度目のGUREKO杯でしたが、この3年の間に諸先輩方のご指導により、だいぶGUREKOウキを使いこなせるようになり優勝でき たのだと思います。この場を借りて御礼を申し上げます。優勝でき思い出に残る釣りができました。

〔セッティング〕
 ロッド:紫電メガディス1.2号 530
 リール:BBX-テクニウム2000
 道糸:2号
 ハリス:トルネード Vハード1.75号
 ハリ:ひねくれグレ4号
 ウキ:環付きM0、M00、M000、M-G1
 撒き餌:オキアミボイル3kg+オキアミ生3kg+配合1.5袋
 付け餌:オキアミボイル

宴会風景 タカラ賞(がんばりま賞)の広垣会員 3位の清水会員
2位の北山会員 優勝者生江会員へトロフィー授与 GUREKO杯引継(淡路会員→生江会員)

【総評:金田】
 初めてトーナメント形式を経験した会員も多く、少し戸惑いもあったと思うが良い経験になったと思う。また、サイズはイマ イチであったが時季的には仕方なく・・・いかに30cmクラスを揃えるかに四苦八苦することも釣技の向上には必要なことだろう 。結果、全員が規定枚数を揃えてきて接戦となり、検量も盛り上がって大会としては大成功であった。また、何よりも事故がな く無事完了できたことは、幹事としてこれよりの喜びはない。一方、今回は全員が宿泊宴会に参加したので、表彰式は宴会の最 中に実施したが、いつもと趣が異なって新鮮であった。宴会の方も大いに盛り上がり、いつもどおりに早藤会員が"早藤語録"を 連発し、皆から非難の雨嵐!まさしく"炎上"状態に陥っていた(ワハハ!・・・ホント愛すべきキャラです)。最後になりまし たが、磯割に関する配慮や海上からの写真撮影に協力いただいた倉ノ下様には感謝の言葉もありません。また、賞品提供ではGU REKO様並びに釣りエサセンター タカラ様にもこの場を借りてお礼申し上げます。

GUREKO杯参加者

文責:橋本会員、淡路会員、生江会員、金田  写真提供:清水会員、早藤会員、金田



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