TEAM GUREKO関東 2007年6月度例会

釣 行 日:2007年6月16日(土曜日
釣行場所:伊豆諸島・神津島
利用渡船:DC賀寿丸
参加者名:【会員】金田、広垣、早藤、坂根、八尾、生江(新規加入)、清水(幹事)
海況:大潮、北東風、晴れ、水温:21℃


渡礁風景

さる6月16日(土)TEAM GUREKO関東の月例会を神津島にて開催しました。

 今回は6月より新規入会者の生江氏を迎えての"祝"歓迎例会です。そのおかげ(どんな?)か前日まで少々荒れ気味だった海も 当日はなんとかうねりも収まり、絶好の釣り日和となりました(炎天下でしたが)。いつも通りくじ引きにて順番を決め、先ず 恩馳のカドに早藤氏、八尾氏、生江氏、坂根氏、と私(清水)の5人、そして残る金田氏と広垣氏は祇苗の平段へ渡礁しました。


『恩馳・カド』渡礁者:清水、坂根、八尾、早藤、生江

 早藤氏、八尾氏、坂根氏は船着場から南向きの先端から沖向き、生江氏はヒラッタイ側の先端、私は大根向かいのワンドを狙 いました。潮は若干祇苗方向へ差し、さらしも程よく出て雰囲気は申し分ない。開始して間もなく早藤氏が幸先の良い40p弱 の口太をキープしました。これを皮切りに、生江氏と坂根氏も続き中型ながらも尾長を掛けております。しかし肝心な私の方に は一向にあたりは無くこれは場所の選択ミスか?とネガティブな考えが頭をよぎりましたが釣りは諦めより粘りが肝心と自分に いい聞かせ、あたりを待ちました。こうした間にも他会員は快調に竿を曲げており、ひしひしとプレッシャーを掛けてきます。

坂根氏のたも入れ 清水STAFFメジナGet

 日が昇り始めると海中の様子が観察できるようになり、偏光グラスで沖に何点かのしもりを発見しました。遠方ポイントでも 深棚が攻略できる様仕掛けに水中センサーとステン棒マーカーをセットし、ダイレクトにしもり根を狙います。するとどんぴし ゃ数投後に道糸をバリバリと引っ手繰るあたりが手元につたわり40p弱の尾長をキープすることができました。この要領で連 発と行きたいところだがいかんせん潮がふらふらと安定せずメジナが口を使う時間は過ぎてしまった様子、途中金田氏に状況を 聞くが祇苗方面はさっぱりで昼前の時点でまだメジナボーズとの事。場所変えも視野に入れたが午後のゴールデンタイムに期待 し同じ場所で専念することにしました。12時を回ると潮が下げいっぱいから上げに変わり、若干本命潮が祇苗方面に差し出し ました。すると食い渋っていた尾長がようやく口を使い出し、待ちに待った離島の醍醐味である尾長の40cmオーバーが連発する ようになりました。やはり、恩馳は地合いにむらがあるようで午前中に魚の反応が無くともあきらめずに手返しすることで良い 結果が出ることをつくづく実感しました。結果的に恩馳カド組はそれぞれが規定枚数をキープすることができ、まずまずの釣果 を出すことができました。

生江氏のキープ 八尾会員の竿曲げ

『祇苗群礁・平段カド』渡礁者:金田、広垣

 船長から「グレコさん5人準備して!」との声とともに、賀寿丸は恩馳カドに舳先を向けた。渡礁順を決めたクジでは私は6 番目であったので、あがれるのは私の前までだ(とほほ)。その後、順々に釣り人を下ろしていき、残ったのは私と廣垣会員と 他の客の3人だけとなった。賀寿丸は一路祇苗群礁に向い、めったに上がれない名礁の平段カドにチャカ着けした。朝一は全体 に波を被っていたので、潮が下がるのを待つことにした。廣垣会員も私も祇苗は初めてである。噂では平段カドは奔流がかすめ るとのことであったが、残念ながら潮は走っていない。ジャイケンで釣り座を決めて、他の客は沖側先端に、廣垣会員は沖向き 真ん中に、そして私は内側のワンドを狙うことにした。

廣垣会員:平段カド 金田STAFF:平段カド

 私のポイントはサラシがぶつかり合い筋状にヨレができており、見た目は申し分ないのだが、アタリはさっぱりで、メジナの 姿も確認できない。刻々と時間が過ぎて行き、3人ともメジナボーズのままの10時半頃、賀寿丸が見回りに来た。船長から「磯 換えしますか?」と聞かれたが、初場所なので通しで様子をみることにした(他の客は移っていった)。昼前頃、沖に奔流が入 り始めた途端にメジナの姿がチラつき、そんな矢先に廣垣会員が尾長をゲット。メジナボーズの私は焦りの色が隠せない。どう にか磯際のヨレを攻めて42cmの尾長をゲット。そうこうしていると沖の奔流は消えていき、メジナの姿も見えなくなった(ほん と正直な魚だ・・・)恩馳なら昼過ぎからゴールデンタイムを迎えるが、祇苗は不発に終わった。恩馳カドと祇苗平段カドの" カドダービー"は恩馳カドの圧勝となった(びえ〜ん!)

例会参加者 釣果一部

【競技規定】
 35p以上のメジナ(口太、尾長問わず)3枚の総長寸

●例会成績

会員名
合計サイズ
 内訳
1位
坂根
 130cm 44/43/43cm
2位
清水
 129cm 44/44/41cm
3位
生江
 120cm 40/40/40cm


文責:清水、金田  写真提供:清水、早藤、広垣、坂根、金田



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