TEAM GUREKO関東 第4回GUREKO杯

釣 行 日:2006年12月16日(土)
釣行場所:大瀬(オン根、牛ヶ瀬、親島)
利用渡船:大倉丸(倉ノ下)
海 況:若潮、波2m(ウネリやや大)、風 西(強風)、曇り時々晴れ、水温17.1℃
参加者:淡路会員、北山会員、清水会員、早藤会員、廣垣会員、八尾会員、金田(7名)

競技規定:
 ・グレ25cm以上5匹までの総重量
 ・GUREKOウキを使用したフカセ釣りに限る
 ・ポイントはクジ番号の若い順に決定。尚、10時に優先権を変更し、逆に大きい順に決定


どうもTEAM GUREKO関東のキンタこと金田です。

 先般、12/16に年1回のチーム公式戦であるGUREKO杯を開催しました。当初は妻良(五兵衛丸)を予定していました。さて前日 に天気予報を確認すると、西風は弱いとの予報だったのですが、昼過ぎに船長に電話したところ、「予報より海況は悪くなりそ うで、大会なら場所を変更した方が良いですよ」とのアドバイスを受けた(本当に正直な良い人です)。そこで急遽、大瀬(大 倉丸)に変更しました。クジ順にしたがって、まず“オン根”に早藤会員、淡路会員と私(金田)、次に“牛ヶ瀬”に廣垣会員 と八尾会員、最後に“親島”に北山会員と清水会員が上がりました。

各磯の状況は以下のとおりです。

金田会員(オン根) 早藤会員竿曲げ(オン根) 淡路会員(オン根)

【オン根:コメント by 金田】

 オン根は大瀬地区を代表する磯の一つで、低い磯ですが、西側には磯が点在しており、西からのウネリに強く、西風を背にし て釣りができるので、冬の季節には重宝されます。私は一番クジで釣り座の優先権があったのですが、それはそれで迷ってしま いました。沖側の先端が良さそうだったのですが、ここは直接ウネリがあたるので、びびりの私は地方よりのサラシの切れ目を 狙うことにしました(このときは薄暗くて、潮がはっきり認識できませんでした)。そして、沖に向かって早藤会員と淡路会員 の順で並んで開始しました(結局、先端の淡路会員はウネリが上がってくるようになり、最後には最も地方よりに非難してきま した)。さて釣りを開始した途端に愕然となりました、潮は真横に動いて早藤会員の方に流れていくではありませんか?。結局 、早藤会員は沖の潮のヨレを直接狙って、口太だけで5枚揃えていました。私の方はと言うと、数は釣れるのですが、どれも25 cm弱の尾長と微妙にキーパーサイズに足りません。なんとか拾い釣りにて、口太の26.5〜27.3cmの3枚を揃えるのが精一杯でし た。淡路会員も同様に木っ端尾長に苦しめられて、尾長ばかりで3枚のキープに終わったようです。ま〜早藤会員は釣り座に恵 まれた形ではありましたが、以前の彼なら攻め切れなかったでしょうから、その成長ぶりに感心しました。

【牛ヶ瀬:コメント by 廣垣会員】

 牛ヶ瀬は大瀬の渡船地区の南東に位置する大きな磯(テニスコート2面は優に取れる)で、大瀬地区の一級磯の一つ。ここに 、八尾会員と2名で降りたが、あいにくこの日の風裏側メインポイントは既に他船の釣り客がおり、我々は石廊崎寄りのポイン トに入った。このポイントは風と潮が全く逆で、ことのほか釣り辛かったが、コマセと同調して仕掛けが入れば25cmクラスがウ キを消し込む当たりを見せたので、魚の活性自体は悪くなかった。磯釣りはポイントや条件に左右される釣りだが、やはり基本 は仕掛けを魚のいる場所に入れることだと、改めて思い知らされた。

北山会員(親島) 沖には遊覧船が・・・

【親島:コメント by 北山会員】

そよ風の予報のはずが、西風ビュンビュンの中での実釣となった。

 乗った磯は親島。清水会員と2人で攻める。清水会員は石廊崎向かいに陣を構え、点在する磯の間から流れ込むウネリと強風 を真っ向から受け浅い水深の中を探り30cmオーバーのメジナをゲット。北山はチャカ場近辺に陣を構え、風を左から受けながら 潮裏を探り25cmのメジナをゲット。しかし2人とも後が続かない。磯が近接している為か潮が落ち着かない。20m程遠投し流れ の有る所でのみメジナがヒットした。フグと戦いながらの拾い釣りの状態でした。船長がお弁当を持って来てくれた時に「フグ が多い」と伝えると、頭を抱えて「うわ〜〜っ」と嘆いていましたが「親島は周りで大型が連れ出すと便乗して釣れる場所」と の事でした。10時の場所交代の際に清水会員がかなり悩んだ後、同じ場所での続行を決意。2人で粘りの釣りをしました。午後 になるとアタリは遠のき“磯際狙い”でも“遠投”でもアイゴが掛かる状態となり、ついにメジナの追釣は出来ずに終わりまし た。 厳しい釣りでした・・・・。

検量風景 結果発表 優勝カップ授与

●大会成績

会員名
総重量
 内訳
優勝
早藤
 3,000g 28.0〜35.7cmを5匹
2位
広垣
 2,050g 26.0〜29.5cmを5匹
3位
金田
 1,400g 26.5〜27.6cmを3匹

【大物賞】
 早藤:口太グレ35.7cm

優勝:早藤会員

【優勝者コメント by 早藤会員】

 金田さんや清水さんの腕を追い抜くのはまだまだかもしれませんが、西村オーナーの言っていた切磋琢磨が少し実現できたか なと思っております。私は金田さん、淡路さんと同じ磯(オン根)に乗りました。当日の状況は足元のサラシ付近は23cm前後の尾 長がメインでした。朝はそこそこ活性があったのですが、サイズアップが難しいと思い、環M-00で沖のヒットポイントを探して いきました。最近は、水中センサーを使用せず、水中センサーと同じようなゆっくり沈めるイメージで流すのを心がけています 。またコマセも遠投後、ウキの周りにピンポイントで入るように撒きました。そうしていくうちに、沖の潮目に30cm弱の口太 のみが釣れるポイントを発見する事ができ、最大36cm弱までサイズアップする事ができました。最終的には25cm以上を5枚 揃え、トータル重量は3k台までいく事ができました。昨年までは、こんな釣り方は無理だったと思いますが、西村オーナーか ら頂いた水中センサーや沖の釣り方を直接アドバイス頂いた事で実現できたと思っています。これからは、産卵時期なのでワン ド内や際釣りなどがメインになってくるかもしれませんが、前に西村オーナーの言っていた40〜50cmオーバーを沖からバンバ ン釣れるように努力したいと思っています(最近は本当にありえる話しだなと少しずつ実感しております)。

〔早藤会員仕掛け〕
 竿1.2-53、道糸2号、ハリス1.7号
 ハ リ:クロマルチ5号、SUPERビィトム5号
 ウ キ:環M-00

●総評
 水温が安定しない上に、西風が非常に強く吹き、厳しい状況でしたが、事故もなく全員が検量に持ち込んだので、大会として は成功だったと思います。また、最後になりましたが、商品を提供していただいた“GUREKO”様、“釣りエサセンター タカラ ”様、今回お世話になった“倉ノ下”様、みなさんどうもありがとうございました。

釣果一部 参加者


文責:金田  写真提供:清水、早藤、八尾、金田



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